【国境を越えた共感の嬉しさ】
ついこの間、知り合いの外国人大学生と話す機会があった。
彼は、アメリカとメキシコのハーフ。
彼に会う前に知り合いからどういう人か教えてもらっていたが、
実際会うとなると、さすがに緊張する。
私はいつも初対面の方と話すときに、相手の趣味や好きなことを話して、
共通点を探しながら段々と話し進めて打ち解けていく。
外国人の彼ともそんな感じで話していこうと思った途端、
「Hey! How’s going!」
正直焦った。
私はそんなに明るい方ではないので、
フレンドリーすぎると内心ビクビクした。
それから私も、
「I’m good! Thank you!」
会話で使えそうな英語もっと勉強しておけばよかった。
それから段々と日本語で話し、彼は日本語がカタコトだが、
日本人同士で話すよりも何倍も早くお互いの会話のキャッチボールが進み、
彼から「どんなものが好きなの?」「どこの部分が好きなの?」と
その私の話を興味深く、話を深堀りして聞いてくれた。
話の内容は、私がずっと前から行きたかった「パンダエクスプレス」のオレンジチキンについて。
私が話し終わると、彼は海外ではこんな部分に興味があるんだよ!と
自分が持っていた意見と違った視点で教えてくれ、
まさか自分の好きなものがこんな見方で海外の人たちを見ているのかとワクワクした。
大学一年の入学オリエンテーションみたいな感覚になり、
久しぶりに自分の居場所ができた気がしてなんだか嬉しくなった。
今後も彼から色んな話しができるんだろうなぁ。
そう考えたらこれからが楽しみだ。